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更新日:
2025-03-19

社内SNSで社内コミュニケーションを促進!成功事例やおすすめ14選も紹介

この記事を書いた人
Yuko Kobayashi
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目次

社内SNSは、社内で従業員同士が気軽にコミュニケーションを取るためのSNSツールです。

メールよりも気軽にメッセージやファイルのやり取りができるため、社内コミュニケーションやナレッジ共有の促進を期待できます。ただし、社内SNSとして使えるツールは多数あるため、どれを選べばいいかお悩みの方もいるでしょう。

そこで今回は、社内SNSの意味や比較ポイントに加え、おすすめの社内SNSツール14選を紹介します。

社内SNSとは

社内SNSは、従業員同士が気軽にコミュニケーションを取り、情報共有をスムーズにするためのSNSツールです。コミュニケーションの活性化に役立ち、チームワーク向上や企業文化醸成につながるでしょう。手軽にノウハウを蓄積・共有でき、企業全体の生産性を高められる点もメリットです。

ここでは、社内SNSの主な機能について、以下の4点を解説します。

  • メッセージ送受信
  • ファイル共有
  • タスク管理
  • ナレッジ共有機能

1つずつ見ていきましょう。

メッセージ送受信

社内SNSの主な機能の1つ目は、メッセージ送受信です。

個別もしくはグループでメッセージを送受信することで、迅速なコミュニケーションが可能になります。

ファイル共有

社内SNSの主な機能の2つ目は、ファイル共有です。

ドキュメントや画像などを簡単に共有できるため、複数人で共有したい資料を関係者全員でまとめて閲覧できます。

タスク管理

社内SNSの主な機能の3つ目は、タスク管理です。

タスク管理機能を使うことで、タスクの割り当てや進捗管理を容易に実施できます。

ナレッジ共有機能

社内SNSの主な機能の4つ目は、ナレッジ共有機能です。

ナレッジ共有機能でナレッジを蓄積し、全社の従業員同士が重要な情報やFAQを共有できるでしょう。

関連記事:ナレッジベースとは?企業が知るべき作り方から活用事例・ツールまで徹底解説

社内SNSの役割

ここでは、社内SNSの役割について、以下の3点を解説します。

  • 社内コミュニケーションの促進
  • ナレッジ共有の活性化
  • 多様化する働き方への対応

1つずつ見ていきましょう。

社内コミュニケーションの促進

社内SNSの役割の1つ目は、社内コミュニケーションの促進です。

社内SNSを用いることで、従業員間のコミュニケーションを円滑にできます。誰でも気軽に投稿・コメントできるため、活発な情報交換が可能です。社内SNSにより、部署を超えた交流も生まれやすく、組織全体の活性化につながるでしょう。

ナレッジ共有の活性化

社内SNSの役割の2つ目は、ナレッジ共有の活性化です。

社内SNSを用いることで、各従業員が有する知識・ノウハウを簡単に共有できます。必要な情報を探す手間が省ける上、わからないことを気軽に質問すれば新たな発見や学びにつながることもあるでしょう。

関連記事:ナレッジ共有とは?社内で行う目的や役立つツールなどを一挙解説

多様化する働き方への対応

社内SNSの役割の3つ目は、多様化する働き方への対応です。

社内SNSを使うことで、場所や時間にとらわれずに業務関連の情報を確認できます。これにより、リモートワークや在宅勤務など、多様な働き方への対応が可能になるでしょう。

社内SNS活用の成功事例

ここでは、社内SNS活用の成功事例について、以下の3点を解説します。

  • 金融機関A
  • サービス業B
  • 小売店C

1つずつ見ていきましょう。

金融機関A

社内SNS活用の成功事例の1つ目は、金融機関Aです。

金融機関Aでは、当初、一部部署でメールを全面禁止して社内SNSによるコミュニケーションを促進しました。これにより、会議時間が削減されただけでなく、トラブル情報を部署全体ですぐに共有できるようになり、トラブル対応もスムーズになったのです。

その後、一部部署で得られた知見を元に、全社的に社内SNSの導入を進めました。社内SNSの導入を広げても、大きな混乱が発生することはありませんでした。

サービス業B

社内SNS活用の成功事例の2つ目は、サービス業Bです。

サービス業Bでは、サービス係とフロント係との連携不足が課題でした。連携不足が原因で、顧客の要望を反映できずクレームに発展することもありました。

そこで、従業員同士のコミュニケーションを促進すべく、社内SNSを導入したのです。その際、幅広い投稿内容を認めることとし、積極的に社内SNSを活用している従業員は表彰することにしました。その結果、顧客対応が改善され、経営状態も改善されたのです。

小売店C

社内SNS活用の成功事例の3つ目は、小売店Cです。

小売店Cでは、自社商品がメディアで紹介されたときは、社内SNSで速やかに周知するようにしました。その結果、メディアを見て店舗に足を運んだ顧客に対し、対応を取りやすくなったのです。

また、社内SNSのグループ機能を従業員教育に活用しました。これにより、部署やチームの垣根を超えたグループ形成、横断的な情報共有や従業員のケアを促進したのです。結果的に、従業員のモチベーション向上やナレッジ獲得につながりました。

社内SNSツールの比較ポイント

ここでは、社内SNSツールの比較ポイントについて、以下の5点を解説します。

  • セキュリティ機能
  • 使いやすさ
  • 連携可能なツール
  • 見逃し防止機能
  • 無料トライアルやデモの有無

1つずつ見ていきましょう。

セキュリティ機能

社内SNSツールの比較ポイントの1つ目は、セキュリティ機能です。

社内SNSでは、企業の機密情報がやり取りされるケースも多いため、セキュリティ機能の充実度も見逃せません。不正アクセス防止のためのID・パスワード管理機能や、情報の暗号化機能などが備わっているか確認しましょう。また、アクセス権限を細かく設定できると、より安心です。

使いやすさ

社内SNSツールの比較ポイントの2つ目は、使いやすさです。

社内SNSを導入しても、従業員が使いこなせないと期待する効果は得られません。ITリテラシーに自信がないユーザーが多い場合は、シンプルで直感的な操作が可能なツールにしましょう。反対に、ITリテラシーが高いユーザーが多い場合は、カスタマイズ性が高く高機能なツールがおすすめです。

連携可能なツール

社内SNSツールの比較ポイントの3つ目は、連携可能なツールです。

社内SNSが、すでに使用している他のツールと連携できるか確認しましょう。スケジュール管理ツールやミーティングツールと連携できれば、スケジュール把握や打合せが容易になり、業務効率が大幅に向上します。例えば、カレンダーアプリとの連携で、予定の共有や変更通知をスムーズに行えます。

見逃し防止機能

社内SNSツールの比較ポイントの4つ目は、見逃し防止機能です。

社内SNSでは大量の情報がリアルタイムにやり取りされるため、重要なメッセージを見逃してしまう恐れがあります。そのため、通知機能・リマインダー機能・ピン留め機能など、情報の見逃し防止機能があるか確認しましょう。

無料トライアルやデモの有無

社内SNSツールの比較ポイントの5つ目は、無料トライアルやデモの有無です。

社内SNSツール導入前に、無料トライアルやデモを利用できれば、実際にツールを操作して使い勝手や機能性を事前に確認できます。これにより、導入後のミスマッチを防げるでしょう。

社内SNSツールのおすすめ14選

ここでは、おすすめの社内SNSツールについて、以下の14点を紹介します。

  • LumApps
  • TUNAG
  • WowTalk
  • Goalous
  • Chatwork
  • Beat Shuffle
  • Microsoft Teams
  • Qiita:Team
  • Slack
  • OWNEDNEWS
  • Agelu
  • WORKSTORY
  • TSUTAERU
  • gamba!

1つずつ見ていきましょう。

LumApps

LumApps社が提供するSaaS型コミュニケーションプラットフォームです。

社内SNS機能を有しており、手軽にナレッジ共有ができます。対応している言語は30か国以上で、グローバル展開している企業にとってもおすすめのツールです。

AIも搭載されており、コンテンツ作成や必要な情報の検索を高速化することで、ビジネスを加速させます。

LumAppsの特長

  1. Google・Microsoftとパートナー契約
  2. 各種SNSアカウントを用意
  3. マルチデバイス対応

詳細はこちら: https://www.lumapps.com/ja/

TUNAG

TUNAGは、株式会社スタメンが提供する組織改善クラウドです。社内SNSとしても活用でき、従業員同士で細やかなコミュニケーションを実現できます。分析機能が充実しているため、組織改善の効果を可視化して課題を洗い出せるでしょう。

オリジナルIDをアカウントを作成できるため、社内メールアドレスがないユーザーも利用可能です。

TUNAGの特長

  1. 利用中企業1,000社以上
  2. 定期的にセミナー開催
  3. 無料デモあり

詳細はこちら: https://biz.tunag.jp/

WowTalk

WowTalkは、キングソフト株式会社が提供するビジネスチャット・社内SNSツールです。

ChatGPTを活用した生成AI「Wow Talk AI」を活用すれば、投稿内容を効率よく作成できます。また、匿名相談も可能なので、ハラスメントなどあまり周りに知られたくない相談もツール上で可能です。操作方法などをリアルタイムでサポートできますので、ITリテラシーに不安があっても安心です。

WowTalkの特長

  1. 利用企業1万社以上
  2. 国際規格を満たすセキュリティ水準
  3. 14日間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.wowtalk.jp/

Goalous

Goalousは、株式会社Colorkrewが提供するテレワーク向け組織改善ツールです。

業務内容や目標を見える化し、手軽にフィードバックができる社内SNSツールとしても活用できます。社内コミュニケーションを活性化することで、従業員エンゲージメント向上にも役立つでしょう。

リアルタイムで各従業員の状況を把握できるため、マネジメントにも有効です。

Goalousの特長

  1. 導入事例1,000チーム達成
  2. 無料セミナー開催
  3. 15日間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.goalous.com/intl/ja/

Chatwork

Chatworkは、株式会社kubellが提供するクラウドビジネスチャットツールです。

チャットグループを作成することで、社内SNSとしても活用できます。機能はシンプルで、ITリテラシーに自信がなくても簡単かつ安全に使用できます。検索機能や通知機能もあるため、投稿を見逃す恐れも減らせるでしょう。

Chatworkの特長

  1. 導入社数60万社
  2. iOS・Androidアプリあり
  3. 無料プランあり

詳細はこちら: https://go.chatwork.com/ja/

Beat Shuffle

Beat Shuffleは、株式会社 Beat Communicationが提供する社内SNS+ビジネスチャットツールです。

簡単なユーザーインターフェースで、ITリテラシーに自信がなくても簡単に活用できます。また、機能を柔軟にカスタマイズできるため、目的に応じて必要な機能を使いこなすことが可能です。利用方法の詳細は、コンサルティングに相談できます。

Beat Shuffleの特長

  1. 社外ユーザーも招待可能
  2. クラウドとオンプレミス両方に対応
  3. 導入前に2週間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.beat.co.jp/

Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、Microsoft社が提供するコミュニケーションツールです。

テレビ電話だけでなくチャット形式でのコミュニケーションも可能で、社内SNSとしても活用できます。Microsoft Meshを使えば、3Dキャラクターを活用して従業員同士が手軽にコミュニケーションを取れます。絵文字や返信候補機能を使えば、コミュニケーションの高速化も可能です。

Microsoft Teamsの特長

  1. 多数の導入事例
  2. 教育機関向けにお得なプランあり
  3. 各種SNSで情報発信

詳細はこちら: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Qiita:Team

Qiita:Teamは、Qiita株式会社による社内向けの情報共有サービスです。

エンジニアコミュニティ「Qiita」の運用ノウハウを活かして、手軽に読みやすい記事を投稿できます。UIも見やすく、読みたい記事を簡単に見つけられるでしょう。さまざまなテンプレートが用意されているので、用途ごとに最適な形式に統一できます。

Qiita:Teamの特長

  1. 登録実績8,500チーム以上
  2. Google・Github・X(Twitter)アカウントでも登録可能
  3. 7日間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://teams.qiita.com/

Slack

Slackは、セールスフォース社が提供するビジネスチャットツールです。

手軽に投稿ができ、社内SNSとしても活用できます。チャネルを設定することで、部署ごとなど特定のグループ間だけでのやりとりも可能です。

マルチデバイス対応で、iOSやAndroidのアプリも使えます。300以上の外部ツールとも連携できるので、既存ツールと連携すれば一層便利に使えます。

Slackの特長

  1. 150 か国以上で利用実績
  2. Slack AIを利用可能
  3. 無料プランあり

詳細はこちら: https://slack.com/intl/ja-jp

OWNEDNEWS

OWNEDNEWSは、株式会社エンカウントが提供する社内向けコミュニケーションツールです。

デザイン性を重視しており、シンプルで誰もが使いたくなるツールを目指しています。機能は最小限でも活発な社内コミュニケーションを実現できるでしょう。スマートフォンからの投稿も容易で、手軽に投稿可能です。

OWNEDNEWSの特長

  1. 情報の公開範囲を設定可能
  2. スタッフが運用開始まできめ細やかにサポート
  3. ホームページより資料請求可能

詳細はこちら: https://ownednews.com/

Agelu

Ageluは、インターリンク株式会社が提供するサンクスカードツールです。

Webブラウザがあれば、テキストで簡単に社内にメッセージを共有できます。シンプルな画面で簡単に操作できるため、手間なく従業員同士でコミュニケーションを取れます。従業員同士のつながりを強化したい場合におすすめです。

Ageluの特長

  1. 「いいね!」や「ありがとう」などでレスポンス
  2. ウェビナーでより詳しくAgeluを知る
  3. 1か月無料トライアルあり

詳細はこちら: https://agelu.tips/

WORKSTORY

WORKSTORYは、株式会社ワークストーリーが提供する社内エンゲージメントのDXプラットフォームです。

ベンチャー向けに、シンプルなUIと機能で簡単に社内に関する情報を投稿できます。役員のメッセージやイベントを簡単に共有できるため、チームの一体感醸成におすすめです。セキュリティに関する国際認証を獲得するなど、セキュリティ対策も万全です。

WORKSTORYの特長

  1. 不適切な投稿は管理者権限で非表示可能
  2. HRアワード2024受賞
  3. オンライン相談に対応

詳細はこちら: https://workstory.co.jp/

TSUTAERU

TSUTAERUは、株式会社サイト・パブリスが提供する社内報作成クラウドサービスです。

投稿内容に「いいね!」やコメントをつけることで、全社的なコミュニケーション促進に役立てられます。また、ログイン率や既読率のデータを分析することで、従業員に読まれ役立つ社内報を作成するサポートになるでしょう。

TSUTAERUの特長

  1. 大手のインフラ企業や生命保険業などで導入実績あり
  2. 有償でシングルサインオン対応
  3. 無料体験版あり

詳細はこちら: https://www.sitepublis.co.jp/tsutaeru

gamba!

Gamba!は、株式会社gambaが提供する日報アプリです。

社内の情報を見える化し、社内コミュニケーションの活性化や業務効率化を実現します。スマートフォンアプリ上で、日報をいつでも作成・閲覧可能です。また、写真や動画を無制限で添付できるため、文字だけでは説明が難しい内容を日報に盛り込みたい場合にも安心です。

gamba!の特長

  1. 登録実績1万5,000社突破
  2. 1分で登録完了
  3. 15日間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.getgamba.com/

まとめ

今回は、社内SNSの意味や比較ポイントに加え、おすすめの社内SNSツール14選を紹介しました。

社内SNSは従業員同士が気軽にコミュニケーションを取り、情報共有をスムーズにするためのSNSツールで、タスク管理やナレッジベースにも使えます。社内コミュニケーションやナレッジ共有を促進し、新しい働き方に対応するためにもおすすめです。

社内SNSを選ぶ際は、セキュリティ機能・連携可能なツール・無料トライアルやデモの有無などを考慮しましょう。数多くのベンダーが提供していますが、まずは今回ご紹介した14選より比較検討されてはいかがでしょうか。

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