社内ポータル・デジタルワークプレイス
更新日:
2025-04-28

【2025年版】社内ポータルサイトおすすめ6選!比較ポイントも解説

この記事を書いた人
Yuko Kobayashi
 < 一覧へ戻る
目次

社内で情報発信・共有を行う方法はいくつかありますが、その中でおすすめの方法の1つが社内ポータルサイトです。これは企業内部でのみアクセス可能な専用ウェブサイトで、様々な機能を使えます。

これによりツールの一元化や社内コミュニケーション促進などのメリットが期待できます。ただ、様々なサービスで社内ポータルサイトを作れる分、どのサービスを選べばよいか悩むかもしれません。

そこで今回は、社内ポータルサイトのメリットや選び方に加え、おすすめの社内ポータルサイト6選を紹介します。

社内ポータルサイトを活用するメリット

社内ポータルサイトは、企業内部でのみアクセス可能な専用ウェブサイトです。従業員が様々な社内情報やアプリケーションを一箇所から利用できる「入口」であり、情報の一元管理と効率的な共有を促進し、業務効率化と生産性向上を実現します。

▼社内ポータルの主要機能(一例)

  • マニュアル
  • 社内報
  • 日報
  • ビジネスチャット
  • カレンダー
  • ワークフロー
  • アンケート
  • 情報やツールの一元化
  • タスク依頼
  • 外部ツールとの連携

ここでは、社内ポータルサイトを活用するメリットについて、以下の2点を解説します。

  • 情報やツールの一元化
  • 社内コミュニケーションの促進

1つずつ見ていきましょう。

情報やツールの一元化

社内ポータルサイトを活用するメリットの1つ目は、情報やツールの一元化です。

社内ポータルサイトで情報やツールの一元化を促進することで、従業員の情報アクセス効率が高まり検索時間の削減につながります。これにより、情報の検索にかかっていた時間やそれに伴うストレスを軽減できるため、業務のムダも削減できるでしょう。

また、業務マニュアルや就業規則などを社内ポータルサイトで整理し、各種申請手続きも電子化することで、生産性向上に加えペーパーレス化による印刷コスト削減も可能です。

関連記事:従業員ポータルとは?使える機能や使いこなすポイントなどを解説

社内コミュニケーションの促進

社内ポータルサイトを活用するメリットの2つ目は、社内コミュニケーションの促進です。

社内ポータルサイトを活用することで、社内コミュニケーションを促進し、部門間の情報共有をスムーズにできるため、相互理解を促進します。働き方の多様化で対面コミュニケーションが減少する中、特にノンデスクワーカーが多い業界では情報共有が課題になってきました。

社内ポータルサイトを活用すれば、掲示板機能やチャット機能で部署間連携が強化され、業務品質の向上や新たなビジネスアイデアの創出も期待できるでしょう。

関連記事:コミュニケーション向上を組織で実現するには?職場でできる施策や効果を解説

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイント

ここでは、社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントについて、以下の7点を解説します。

  • 活用を促進する仕組み
  • 機能の充実具合
  • 既存ツールとの相性
  • 操作のしやすさ
  • 導入のしやすさ
  • セキュリティ対策
  • モバイル対応

1つずつ見ていきましょう。

活用を促進する仕組み

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの1つ目は、活用を促進する仕組みです。

閲覧率向上やコミュニケーション促進の仕組みが備わったサービスであれば、活用が促進されてサイトの形骸化を防げます。

例えば、以下の機能がないか確認してみましょう。

▼活用を促進する仕組み(一例)

  • 開封率の低いグループへのリマインド
  • 特定ユーザーへのプッシュ配信機能
  • サンクスカード
  • 投稿コメント
  • 従業員プロフィール
  • 「いいね!」機能
  • 「シェア」機能

機能の充実具合

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの2つ目は、機能の充実具合です。

社内ポータルサイトには様々な機能がありますが、自社にとって必要な機能があるか確認しましょう。
例えば、ワークフロー機能1つとっても、複数承認プロセス・条件分岐・代理承認など複雑な設定に対応できるサービスは限られています。

他にも、経理・給与・稟議など様々なシーンで活用できる社内ポータルサイトであれば、より多くのビジネスシーンで活用できるでしょう。

既存ツールとの相性

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの3つ目は、既存ツールとの相性です。

すでにグループウェアなどの既存ツールを活用している場合は、それらと連携できるサービスを選ぶことで、情報一元化や認証管理の効率化が図れます。

例えば、外部サービスのカレンダー機能やファイル共有・共同編集などと連携できれば、1からその機能を作るより効率的にそれらの機能をポータルサイトに導入できるでしょう。

操作のしやすさ

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの4つ目は、操作のしやすさです。

社内ポータルサイトは全従業員が利用するため、誰でも簡単に使いこなせるシンプルなツールがよいでしょう。特に従業員数が多い企業では、年齢層やITリテラシーの差を考慮した選定が欠かせません。
多機能なツールを選ぶよりも、必要な機能に過不足のないツールを選ぶことで、情報の更新や閲覧が頻繁に行われ、より効果的に社内ポータルサイトを使いこなせます。

導入のしやすさ

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの5つ目は、導入のしやすさです。

社内ポータルサイトを導入する過程では、初期セットアップ・運用ルール制定・既存データ移行など複雑で時間のかかる作業が発生します。
そのため、運営元のサポート体制が充実していれば担当者の負担が少なく、スムーズに運用しやすくなるでしょう。

セキュリティ対策

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの6つ目は、セキュリティ対策です。

社内ポータルサイトは自社の様々な情報にアクセスできる分、セキュリティ対策が不完全だと不正アクセスなどのセキュリティインシデントが発生しかねません。
そのリスクを最小限に抑えるため、高いセキュリティレベルを備えたツールを選定しましょう。

モバイル対応

社内ポータルサイトのおすすめ比較ポイントの7つ目は、モバイル対応です。

営業や商談などで外出している場合など、オフィス外から社内ポータルサイトにアクセスしたい場合もあるでしょう。その場合でも閲覧しやすいよう、モバイル対応の社内ポータルサイトを活用することがおすすめです。
これにより場所を問わず必要な情報に素早くアクセスでき、業務効率の向上につながります。

社内ポータルサイト作成サービスのおすすめ6選

ここでは、社内ポータルサイト作成サービスについて、以下の6点を解説します。

  • LumApps
  • SharePoint
  • Googleサイト
  • TUNAG
  • Yappli UNITE
  • NotePM

1つずつ見ていきましょう。

LumApps

LumApps株式会社が提供する、従業員エクスペリエンスプラットフォームです。

社内ポータルサイトも容易に作成でき、従業員同士のコミュニケーションを促進できます。見やすく使いやすいプラットフォームなので、ITリテラシーに自信がなくとも安心です。

連携できる外部サービスも多いため、既存ツールと連携させればより便利に使いこなせるでしょう。

LumAppsの特長

  1. アクティブユーザー約500万人
  2. 累計導入社数700社以上
  3. 初期設定から運用支援までサポート体制が充実

詳細はこちら: https://www.lumapps.jp/

SharePoint

Microsoft社が提供する、コンテンツ管理・コラボレーションプラットフォームです。

社内ポータルとしても活用でき、社内の情報をまとめたコンテンツを容易に作成・共有できます。共同編集や同期などの機能を活用することで、常に最新の情報を共有できるでしょう。

細かくアクセス権限の設定ができるため、機密性が高い情報を取り扱いたい場合も安心です。

SharePointの特長

  1. AI機能「Microsoft Copilot」が統合
  2. iOS・Androidアプリあり
  3. 1ヶ月無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/sharepoint/collaboration

Googleサイト

Google社が提供する、ホームページ作成ツールです。

社内ポータルサイトを含め、様々なWebサイトを容易に作成できます。保存容量やファイルサイズは無制限なので、大容量のファイルを取り扱いたい場合にもおすすめです。

また、共同編集も可能なため、チームで効率的に社内ポータルサイトを作成できるでしょう。

Googleサイトの特長

  1. Googleドキュメント・スプレッドシートの埋め込み可能
  2. HTML・CSS不要
  3. Googleアカウントがあれば無料利用可能

詳細はこちら: https://support.google.com/a/users/answer/9310491?hl=ja

TUNAG

株式会社スタメンが提供する、組織改善クラウドです。

社内ポータルサイトを容易に作成でき、社長メッセージやサンクスカードなどで組織課題を解決できます。組織状態を可視化することで、改善すべき課題を洗い出し、その解決策の立案に役立てることも可能です。

無料デモも使えるので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

TUNAGの特長

  1. 利用中企業数1,000社以上
  2. 継続率99%以上
  3. 契約から最短1ヶ月で利用開始可能

詳細はこちら: https://biz.tunag.jp/

Yappli UNITE

株式会社ヤプリが提供する、従業員エンゲージメント向上アプリです。

大手企業でも豊富な導入実績があり、ノーコードで社内ポータルサイトなどを容易に作成できます。データから組織の状況を可視化できるため、組織改善にもうってつけです。

ヘルスケアや福利厚生などの情報共有にも活用できるため、従業員のケアにも役立てましょう。

Yappli UNITEの特長

  1. サービス継続率99%
  2. 要件に沿った提案から運用支援までサポートが充実
  3. お役立ち資料が豊富

詳細はこちら: https://yapp.li/yappli-unite/

NotePM

株式会社プロジェクト・モードが提供する、社内Wikiツールです。

社内ポータルサイトの作成にも使え、マニュアルやノウハウを容易に共有できます。検索機能も強力なので、求める情報をすぐに探し出せるでしょう。

活用状況レポートも作成すれば、自社で社内ポータルの活用を促進したい場合に便利です。

NotePMの特長

  1. 登録企業12,000社以上
  2. オンラインデモ・個別相談会を開催
  3. 30日間無料トライアルあり

詳細はこちら: https://notepm.jp/

まとめ

今回は、社内ポータルサイトのメリットや選び方に加え、おすすめの社内ポータルサイト6選を紹介しました。

社内ポータルサイトは、企業内部でのみアクセス可能な専用ウェブサイトです。マニュアルや社内報など様々な機能があり、情報やツールの一元化や社内コミュニケーションの促進を実現できます。

社内ポータルサイトを選ぶときには、既存ツールとの相性やセキュリティ対策などのチェックポイントを踏まえ、自社にとって最適なツールを選びましょう。まずは今回紹介した6選から比較することがおすすめです。

お気軽にお問い合わせください
企業の社内コミュニケーション、従業員エンゲージメント、ナレッジマネージメントの改善のお手伝いをします。