【2025年版】社内情報共有アプリのおすすめ9選(無料あり)
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企業活動において、情報の重要性がますます増大しています。大量かつ多種多様な情報を活用することで、より客観的な経営判断を下すケースや、新商品開発に情報を取り入れるケースも増えてきました。
ただ、情報は全社的に共有できていないと、その恩恵を享受できる範囲が限られてきます。そこで役立つのが、社内情報共有アプリです。これを有効活用すれば、今まで社内に散在していた情報を一元管理し、今までよりビジネスに情報を活用できるでしょう。
そこで今回は、社内情報共有アプリのメリットや運用ポイントに加え、おすすめの社内情報共有アプリ9選を紹介します。
社内情報共有アプリのメリット
社内情報共有アプリは、企業内での情報やデータを一元管理し、従業員間のスムーズな情報共有を実現するツールです。
PDFやExcelなどの各種ファイルや、長年培われた社内ノウハウなどを一元管理できます。また、チャット機能・社内SNS機能・タスク管理機能なども備えており、コミュニケーションと業務進捗の可視化をサポートできる点も特徴です。
▼情報共有アプリの種類
- ビジネスチャット
- 社内SNS
- オンラインストレージ
- 社内Wiki
- プロジェクト管理
ここでは、社内情報共有アプリのメリットについて、以下の4点を解説します。
- 迅速な情報拡散
- 時間や場所を問わず情報を取得可能
- 社内コミュニケーションの活性化
- 生産性向上
1つずつ見ていきましょう。
迅速な情報拡散
社内情報共有アプリのメリットの1つ目は、迅速な情報拡散です。
社内情報共有アプリを使えば、ビジネスチャット機能や社内Wiki機能で、業務関連情報だけでなく社内イベントや会議情報なども従業員に瞬時に拡散できます。電子メールとは異なり、全員のアドレスを把握する必要がなく、相手が見落とすリスクも低減できます。
関連記事:情報共有がビジネスにおいて欠かせない理由とは?できていない組織の特徴も解説
時間や場所を問わず情報を取得可能
社内情報共有アプリのメリットの2つ目は、時間や場所を問わず情報を取得可能であることです。
インターネット環境さえあれば、社内情報共有アプリで実店舗や作業現場、自宅など場所を問わず必要な情報にアクセスできます。プロジェクトのスケジュール変更や発注数の調整など、緊急性が高い業務連絡も確実に伝えられるでしょう。
リモートワークの有無に関わらず、オフィス外の従業員とも確実に情報を共有できる手段を確保できる点がメリットです。
社内コミュニケーションの活性化
社内情報共有アプリのメリットの3つ目は、社内コミュニケーションの活性化です。
例えば、情報共有アプリのチャット機能を使えば同僚や上司と気軽にメッセージのやり取りができ、社内コミュニケーションが促進されます。また、アプリ内で社内イベントやコラムなど自社関連のコンテンツを配信すれば、従業員間の会話のきっかけも生まれるでしょう。
その結果、職場満足度が高まれば、日々の業務に対するモチベーションを向上させられます。
関連記事:職場ではコミュニケーションの重要性が見逃せない!促進する手法やポイントも解説
生産性向上
社内情報共有アプリのメリットの4つ目は、生産性向上です。
社内情報共有アプリでコミュニケーションを促進できると、従業員間の情報共有や業務連携も円滑になり、結果として業務の時短や生産性向上が期待できます。また、オンラインストレージ機能やプロジェクト管理機能も活用することで、より効率的な社内体制を構築できるでしょう。
関連記事:生産性向上は企業活動で重要!業務効率化との違いや手法も解説
社内情報共有アプリの比較ポイント
ここでは、社内情報共有アプリの比較ポイントについて、以下の4点を解説します。
- セキュリティ対策
- 対応しているデバイス
- 使いやすさ
- サポート体制
1つずつ見ていきましょう。
セキュリティ対策
社内情報共有アプリの比較ポイントの1つ目は、セキュリティ対策です。
社内情報共有アプリはオンライン利用が基本のため、情報漏えいのリスクが否めません。導入検討時にはセキュリティ体制を必ず確認しましょう。
データの暗号化機能や厳格な認証機能などが、セキュリティ面でのチェックポイントです。サービスページでセキュリティ対策を確認し、不明点があればベンダーに直接問い合わせましょう。
対応しているデバイス
社内情報共有アプリの比較ポイントの2つ目は、対応しているデバイスです。
スマートフォン・PC・タブレットなど複数のデバイスで正常に動作するかチェックしましょう。マルチデバイス対応のアプリを使えれば、移動中にタブレットで情報確認することや出張先からノートPCで報告することも可能なため、情報共有がより円滑になります。これにより、より幅広いシーンでアプリを活用でき、業務効率化につながるでしょう。
使いやすさ
社内情報共有アプリの比較ポイントの3つ目は、使いやすさです。
機能が充実しているアプリも、操作が複雑だと使いづらいものです。思うように使われなくても無理はありません。
また、サービス画面や紹介動画では使いやすそうに見えても、実際に操作すると使いづらいと感じることもあるでしょう。
無料プランや無料トライアルで、使いやすさを確認することがおすすめです。
サポート体制
社内情報共有アプリの比較ポイントの4つ目は、サポート体制です。
情報共有アプリ導入直後は不慣れなため、操作ミスや予期せぬトラブルも発生するでしょう。サポート体制が充実していれば問題を速やかに解決して、業務への影響を最小限に留められます。
問合せ手段(メール・電話・チャットなど)や受付時間、問合せがあってからどの程度で対応できるかを確認しましょう。
社内情報共有アプリの運用ポイント
ここでは、社内情報共有アプリの運用ポイントについて、以下の3点を解説します。
- 導入目的の周知
- 情報共有に関するルール策定
- 情報をナレッジとして管理
1つずつ見ていきましょう。
導入目的の周知
社内情報共有アプリの運用ポイントの1つ目は、導入目的の周知です。
社内情報共有アプリの導入を成功させるためには、その目的を全従業員に明確に伝える必要があります。
例えば、社内情報共有アプリを業務コミュニケーション円滑化のため導入しても、その目的が周知徹底されていなければ、業務外使用や個々の判断に基づく運用が増えるでしょう。
導入目的の周知にはミーティング・社内報・メールなどの手段を活用し、経営層から現場まで全員が同じ認識を持つことがポイントです。
情報共有に関するルール策定
社内情報共有アプリの運用ポイントの2つ目は、情報共有に関するルール策定です。
どのような情報をどのタイミングでどう共有するかのルールがないと、従業員によって情報共有アプリの使い方がばらばらになり、統一感が失われかねません。そのため、すべての従業員が同じ基準で情報共有アプリを活用できるよう、事前のルール設定と社内への定着が必須です。
ルールがあることで情報の質も向上し、より効果的な共有が実現できるでしょう。
情報をナレッジとして管理
社内情報共有アプリの運用ポイントの3つ目は、情報をナレッジとして管理することです。
情報共有アプリを選ぶ際は、共有された情報を「ナレッジ」として適切に管理できる機能があるか確認しましょう。情報共有の目的は単なる伝達に留まらず、その情報を業務に活かすことがポイントです。
必要なときにすぐアクセスできなければ、時間のロスが発生してアプリの利用自体が減少しかねません。情報を体系的に整理・管理できることや、高性能な検索機能を備えたアプリを選びましょう。
関連記事:ナレッジ共有とは?社内で行う目的や役立つツールなどを一挙解説
社内情報共有アプリおすすめ9選
ここでは、おすすめの社内情報共有アプリについて、以下の9点を解説します。
- LumApps
- Chatwork
- Slack
- Dropbox
- Stock
- Trello
- ナレカン
- Microsoft Teams
- NotePM
1つずつ見ていきましょう。
LumApps

LumApps社が提供する、社内情報共有に有用なプラットフォームです。
容易に社内ポータルサイトを作成でき、情報共有できます。初期設定から運用まで強力にサポートするため、ITリテラシーに自信がなくとも安心です。
自動翻訳エンジンも用意されており、グローバルにビジネスを展開している企業にもおすすめできます。
LumAppsの特長
- アクティブユーザー数約500万人
- 累計導入社数700社以上
- ブログが充実
詳細はこちら: https://www.lumapps.jp/
Chatwork

株式会社kubellが提供する、ビジネス専用チャットツールです。
シンプルで使いやすいため、非IT企業や中小企業にもおすすめです。チャットやビデオ通話、タスク管理など社内情報共有に活用できる機能も豊富にあります。
金融機関や官公庁などでも採用実績が豊富で、セキュリティ面も安心です。
Chatworkの特長
- 導入者数62万社
- デスクトップアプリとモバイルアプリを用意
- フリープランあり
詳細はこちら: https://go.chatwork.com/ja/
Slack

Slack社が提供する、チームコミュニケーションツールです。
チャット機能が有名ですが、タスク管理やハドルミーティングなどの機能も使えるため、幅広いシーンで情報共有に使えます。
キーワードで過去の投稿についても検索できるため、確認したい投稿をすぐ検索できます。連携できるツールも多いため、自社の既存ツールとも連携できるか確認しましょう。
Slackの特長
- iOS・Androidアプリあり
- モバイル対応
- 無料プランあり
詳細はこちら: https://slack.com/intl/ja-jp/
Dropbox

Dropbox社が提供する、クラウドストレージです。
モバイルデバイスでも利用でき、他アプリとの連携もできるため、様々なビジネスシーンで活用できます。また、ファイルの同期も可能なので、常に最新のファイルを保存できます。
2段階認証などセキュリティ機能も充実しているため、機密性が高い情報を取り扱いたい場合にもおすすめです。
Dropboxの特長
- 世界の一流企業でも採用
- iOS・Androidアプリあり
- 30日間無料トライアルあり
詳細はこちら: https://www.dropbox.com/ja/
Stock

株式会社Stockが提供する、チーム情報管理ツールです。
社内の情報を容易にストックできる上に、タスク管理やメッセージのやり取りにも活用できます。
また、データの自動バックアップや権限設定などの機能も活用できるため、取り扱いに注意したいデータの管理にもおすすめです。
サポート機能も充実しているため、ITツールの活用に自信がなくても安心して使えます。
Stockの特長
- 国際セキュリティ資格(ISO27001、ISO27017)取得済
- iOS・Androidアプリあり
- フリープランあり
詳細はこちら: https://www.stock-app.info/
Trello

Atlassian社が提供する、プロジェクト・タスク管理ツールです。
UI・UXがわかりやすく、カンバンやリストでプロジェクト・タスクに関する情報を容易に共有できます。自動化ツール「Butler」を活用することで、繰り返し作業の自動化も可能です。
連携できるツールも多いので、自社で導入済みのツールとも連携できるか事前に確認しましょう。
Trelloの特長
- 世界中に何百万ものユーザー
- iOS・Androidアプリあり
- 無料プランあり
詳細はこちら: https://trello.com/ja
ナレカン

株式会社Stockが提供する、社内ナレッジ管理ツールです。
社内ナレッジへ即アクセスできる強みがあり、100~数万人規模の企業に向いています。AI機能を活用すれば、ナレッジの検索だけでなく、各種ファイルのナレッジ化も容易です。
利用状況レポートやリアクション機能など、利用を促進する機能も豊富にあります。
ナレカンの特長
- 豊富なツールと連携可能
- 国際セキュリティ資格取得済
- 無料トライアルあり
詳細はこちら: https://www.narekan.info//
Microsoft Teams

Microsoft社が提供する、コラボレーションプラットフォームです。
Web会議システムのイメージが強いかもしれませんが、チャット機能や共同作業機能もあるため、情報共有にも役立ちます。AI機能を使えば、一層の業務効率化を実現できるでしょう。
Microsoft製品以外にも、様々なアプリと連携できるため、すでに導入しているアプリと連携できれば一層便利に使えます。
Microsoft Teamsの特長
- iOS・Androidアプリを利用可能
- 教育機関向けのプランあり
- 無料プランあり
詳細はこちら: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
NotePM

株式会社プロジェクト・モードが提供する、社内Wikiツールです。
エディタやテンプレートが充実しており、コーディングができなくとも社内Wikiやマニュアルなどを速やかに作成できます。検索機能も強力であるため、共有したい情報の検索も容易です。
セキュリティも万全なので、機密性が高い情報の共有にも活用できるでしょう。
NotePMの特長
- 登録企業12,000社突破
- 無料オンラインデモ・個別相談会を開催
- 30日間無料トライアルあり
詳細はこちら: https://notepm.jp/
まとめ
今回は、社内情報共有アプリのメリットや運用ポイントに加え、おすすめの社内情報共有アプリ9選を紹介しました。
社内情報共有アプリは、企業内での情報やデータを一元管理し、従業員間のスムーズな情報共有を実現するツールです。ビジネスチャットや社内Wikiなどが該当し、迅速な情報拡散や生産性向上などを実現してくれます。
アプリを選ぶときには、対応しているデバイスや使いやすさなどを考慮しましょう。また、運用時には導入目的の周知や情報共有に関するルール策定が欠かせません。社内情報共有アプリには様々な種類がありますが、まずは今回紹介した9選から比較するとよいでしょう。