JALのポータルサイト リニューアルプロジェクト

世界各国に約36,000人のグループ従業員が「お客さまに最高 のサービスを提供する」、「企業価値を高め、社会の進歩発展に 貢献する」企業理念の下に業務に従事しております。 グループ従業員の情報の中心となる社内ポータルサイトは重要な役割を果たしています。
JAL のデジタルトランスフォーメーション
社内モバイルデバイス普及やセキュリティを担保したインターネットの利用などのデジタルトランスフォーメー ションが進む中、ポータルを通して社員に提供される情報が多様化し増加しました。
情報発信者や管理者にと っては掲載や管理がしやすく、情報取得者にとっては、アクセスしやすいUIや機能等が揃っているソリューショ ンを探していました。
従来利用していたポータルのシステム基盤サポート終了に合わせ、現利用環境に即したポータルへ刷新するこ ととなり、コンテンツの検索性やマルチデバイス対応はもちろん、セキュリティ性能など、以下の選定条件すべて を満たすLumAppsが選ばれることになりました。
JALで利用しているLumAppsの機能
コンテンツターゲティング
全グループ会社社員を対象とするコンテンツは総括部門が作成しますが、各グループ会社や各部門を対象とするコンテンツは各部門に管理権限を一部委譲し、タイムリーに充実した情報を発信できる体制としています。これを実現しているのは LumApps の細かい権限設定機能となります。
多言語利用
コンテンツ作成時に日本語に併せて英語を入力するだけで、簡単に英語に対応したコンテンツが生成でき、社員個人が設定した言語で表示ができるため、日英に対応した情報発信が効率的に見やすく行えるようになりました。
モバイル対応
マルチデバイス対応やセキュリティを担保したインターネットが利用されるようになり、時間や場所に縛られずに社員が情報にアクセスできるようになりました。経営のメッセージが社員に伝わりやすくなったという実感をすぐに得ることができました。
情報ポータル機能
トップページに最新情報、お知らせなどタイムリーに情報を掲載したり更新したりすることで、従業員にとっての情報ハブとして常に魅力的なポータルであることを目指しています。
デザイン
JALグループのブランドカラーを利用したフォーマットを準備し、デザインコンセプトを統一することで、従業員がどのグループサイト、部門サイトに行っても、従業員にとっても見やすい工夫をしています。1つ1つの記事やコンテンツは、コンテンツ単位の情報管理をしており、各コンテンツごとに閲覧権限を設定しています。
アナリティクス
各情報の周知の度合いを把握し、あまり見られていないコンテンツの閲覧を促したり、より見やすいサイトにするために、サイト内のコンテンツの配置やレイアウトを変更などの工夫を行っていきたいと考えています。
セキュリティグループ
クラウドサービスのアカウント管理システムのセキュリティグループを利用し、各社員が所属するグループ会社、部門の情報が掲載するサイトの情報にシングルサインオンでアクセスできるようにしています。
API連動
運航システムとAPIで連動し、トップページにリアルタイムの運航情報や定時性を表示して従業員が一目で確認できるようにしています。
社内ポータルサイトは、正しい情報をタイムリーに伝えること、 セキュリティを担保することが重要です。 また同時に、社員が日々目にするものなので情報の得やすさはやる 気にも影響すると考えます。だからこそ、洗練された、見やすいデザイ ンを実現できることについても重視しました。